冨安健洋は「ジンチェンコよりはるかに堅実」 欧州CLデビュー戦に高評価、後半投入後プレーに英喝采

PSV戦の後半途中から出場した冨安健洋【写真:Getty Images】
PSV戦の後半途中から出場した冨安健洋【写真:Getty Images】

CLグループ初戦でオランダ1部PSVと対戦、アーセナルは4発で無失点白星スタート

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕節が現地時間9月20日、各地で行われた。イングランド1部アーセナルはオランダ1部PSVとホームで対戦し、4-0と快勝。ベンチスタートとなった日本代表DF冨安健洋は後半13分に途中出場し、堅実な守りで無失点に抑えたパフォーマンスを現地メディアは評価している。

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 試合は7シーズンぶりのCL出場となったアーセナルの一方的な展開に。開始8分、FWブカヨ・サカのゴールで先制すると、同20分にはサカのアシストからFWレアンドロ・トロサールが追加点。同38分にもトロサールのお膳立てからFWガブリエル・ジェズスが決めて前半だけで3点のリードを奪った。

 さらに後半25分、MFマルティン・ウーデゴールが駄目押しとなる4点目を決め、CL白星スタートとなったアーセナル。ベンチスタートとなった冨安は3点リードの同13分にDFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって投入されると、手堅いディフェンスで最終ラインを支え、無失点に貢献した。

 英メディア「フットボール・ロンドン」の試合採点で、冨安は及第点となる「6点」の評価に。寸評では「左サイドバックとして、ジンチェンコよりもはるかに守備に堅実さをもたらした。攻撃的な推進力はなかったが、十分に堅実な短時間のプレーぶりだった」と、およそ30分超のパフォーマンスに賛辞が送られた。

 この試合が、自身のCLデビュー戦となった冨安。直近のエバートン戦(1-0)に続いて途中起用となりながらも、持ち前の堅実性を生かして確実に評価を高めている。

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