三笘薫をマンUが注視? “右サイド”のアタッカー不足解消へ地元紙報道「あらゆる資質を備えている」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

手薄となっている右サイドでの起用を視野に三笘に注目か

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは同1部ブライトンの日本代表MF三笘薫を新戦力として迎えるために動き始めているかもしれない。

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 ユナイテッドはブラジル代表FWアントニーが元恋人への暴行疑惑が浮上し、代表ウィーク後のチームへの合流が延期となった。また、イングランド代表MFジェイドン・サンチョは出番の少なさに不満を漏らしてエリック・テン・ハフ監督と衝突。冬の移籍市場での放出が噂されるようになっており、2列目のサイドアタッカーの頭数が不足している状況だ。

 主力クラスで頼れるのは現状、アルゼンチン代表MFアレハンドロ・ガルナチョとイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの2人。ともに左サイドでのプレーを得意とする選手で、特に右サイドが手薄となっている。

 そうしたなか、英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」は「次の試合で問題のポジションに対する解決策をスカウトする可能性がある」として、ブライトンの三笘の存在を取り上げている。代表ウィーク明けの9月16日、プレミアリーグ第5節でユナイテッドはブライトンと対戦予定だ。

 三笘も左サイドを本職とするドリブラーだが、記事では右サイドも十分に機能するだけのポテンシャルが備わっていると太鼓判を押されている。

「三笘はブライトンでのキャリアで、ラッシュフォードやガルナチョ、そしてサンチョと同じように左サイドでプレーすることがほとんどだった。青と白のストライプシャツを身にまとった彼は45試合で11得点11アシストを記録しているが、だからといって彼が右サイドで成功できないというわけではない。この俊足の日本代表が左サイドで起用されているのは、ブライトンがユナイテッドと同様に左利きのソリー・マーチを逆足ウイングとして右サイドに置いているからだ。三笘は(右サイドに)適応するためのあらゆる資質を備えている」

 三笘はブライトンとの契約延長が噂されているが、その活躍により多くのビッグクラブが注目していると言われる。アタッカーが不足気味のユナイテッドは、ブライトンとの試合で三笘のプレーを入念にチェックしておく必要があるのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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