セリエA初ゴールの鎌田大地、ラツィオ監督が高評価 「彼の進歩を見ることができた」

ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督【写真:ロイター】
ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督【写真:ロイター】

ナポリ戦に3試合連続でスタメン出場、後半7分決勝ゴールマーク

 イタリア1部ラツィオの日本代表MF鎌田大地は現地時間9月2日のセリエA第3節ナポリ戦に3試合連続でスタメン出場し、後半7分に左足のシュートで移籍後初ゴールを挙げた。これが決勝点となりチームは2-1で今季初勝利。マウリツィオ・サッリ監督は「彼の進歩を見ることができて嬉しい」と鎌田のパフォーマンスについて語っている。

 昨季王者との一戦で鎌田に待望の得点が生まれた。1-1の同点で迎えた後半の立ち上がり、右サイドを駆け上がったMFフェリペ・アンデルソンからのパスを中央で受けた鎌田はドリブルでエリア内に持ち込み、左足でシュート。DFの股下を抜けたボールはゴール右隅に決まった。鎌田にとってのセリエA初ゴールは、開幕2連敗を喫していたラツィオに勝利を呼び込む貴重な決勝点となった。

 イタリアサッカー情報サイト「フットボール・イタリア」は試合後のサッリ監督のコメントを伝えている。今夏の新加入選手で唯一先発メンバーに定着している鎌田について、セリエAでの戦いに順応し始めていると賛辞を送っていた。

「鎌田はチームと同様に最初の15分は苦しんでいたが、その後にうまくプレーしていた。彼が徐々に良くなるようにトライしてきた。彼の進歩を見ることができて嬉しい」

 開幕2試合は見せ場を作れなかった鎌田だが、王者ナポリとの大一番でチームを勝利に導いた。その活躍に指揮官も満足げな様子だった。

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