ブライトン、ウェストハムをデータで圧倒も完敗 海外注目「サッカーは公平?」

三笘薫は徹底マークに苦戦【写真:ロイター】
三笘薫は徹底マークに苦戦【写真:ロイター】

ボール支配率はブライトンが78%対22%と圧倒

 イングランド1部ブライトンは現地時間8月26日、ホームでのプレミアリーグ第3節でウェストハムと対戦。日本代表MF三笘薫も3試合連続で先発出場したが、チームは守りの堅い相手に隙を何度も突かれ、1-3で完敗を喫した。主導権を握りながら敗れ、海外メディアはデータに着目しつつ、「サッカーは公平?」と伝えている。

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 ブライトンは前半19分、縦パスをカットされたところからピンチを迎える。DFアダム・ウェブスターのクリアがピッチ中央へ飛んでしまい、ゴール前にDFとGKは複数人いたが、ウェストハムMFジェームズ・ウォード=プラウズに押し込まれて先制ゴールを奪われた。

 その後、ブライトンは前半30分過ぎから三笘がボールを持つ回数が増え、果敢に仕掛けるも、引いて固めるウェストハムの守りを崩せず。前半アディショナルタイム3分には、三笘がペナルティーエリア内左で足に吸い付くようなトラップでチャンスを窺ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 後半1分、三笘が左サイドから右足で絶妙なクロスを上げ、浮き球のボールにFWエバン・ファーガソンが頭で合わせたが、これは相手GKアルフォンス・アレオラの好セーブに遭ってしまった。

 その後は、一気にウェストハムに流れが傾く。後半13分、自陣でボールを奪ったウェストハムは前線に運び、FWジャロッド・ボーウェンが追加点を奪うと、同18分には右サイドから1本のパスが通り、FWマイケル・アントニオがターンから個人技でゴールをこじ開け、3点差を付けた。

 ブライトンも後半36分にMFパスカル・グロスが1点を返したが、反撃もここまで。1-3で敗れ、今季リーグ戦初黒星となった。

 海外サッカーサイト「VolePlus」によれば、ブライトンはボール支配率78%対22%、シュート数25本対12本、パス数736本対199本、パス成功数655本対133本、コーナーキック数17回対4回とデータ上はウェストハムを圧倒。それでも数少ないチャンスをモノにされて敗れ、「サッカーは公平?」と述べていた。

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