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スペイン連盟会長、女子選手の唇にキス行為で物議も「辞任するつもりはない」 英紙注目「再び反抗的な態度を見せた」
FIFAも懲戒手続きの動きを見せている
スペイン女子代表は、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)で大会初優勝を収めた。表彰式で優勝メダルを授与する際に、MFジェニファー・エルモソの唇にキスをして問題になっているスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が自身の辞任を否定しているという。
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決勝でイングランドを破り、大会初優勝を飾ったスペイン。歓喜の表彰式のなかで、ルビアレス会長が女性選手エルモソの唇にキスをするシーンが問題となった。後日にエルモソは「嬉しくなかった」とコメントし、スペイン国内外を巻き込む騒動になった。
謝罪動画を公開したルビアレス会長だが騒ぎは全く沈静化せず。エルモソはスペインの女子プロサッカー選手協会とともに、スペインの副首相に対してルビアレス会長に対する適切な処分の保証を求めるなどこの話題は世界全土に広がった。
事態を重く見た国際サッカー連盟(FIFA)も8月24日、「スペインサッカー連盟会長のルイス・ルビアレスに対し、2023年8月20日のFIFA女子W杯決勝戦中に起きた出来事に基づき、同氏に対する懲戒手続きを開始する」とコメント。懲戒手続きへの動きが始まっている。
そんななか英紙「デイリー・メール」では、「ルビアレス会長が攻撃的な振る舞いを受けて辞任することを強硬に拒否した」と報道。記事によると、ルビアレス会長は連盟幹部の緊急会議後に「私は辞任するつもりはない。私は最後まで戦う」と自身の意見を主張したという。
エルモソへのキスについては「キスというより、つついただけだった。欲望はなく、私が娘にキスをするのと同じだった」と弁解。「私は間違っていた」と謝罪も述べたとされるルビアレス会長だが、過剰な報道に対し「これは社会的殺人。マスコミは今後も私を殺し続けるだろう」と話しており、記事でも「退任の圧力が高まる中、再び反抗的な態度を見せた」と報じられていた。