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レスターが21億円で“新ボランチ”獲得へ 19歳ナイジェリア代表MFに白羽の矢
カンテの抜けた穴を埋められないレスター 1月のエンディディ補強でクラブ間合意か
日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは今季第13節終了時点で14位と苦しい戦いを強いられているが、チェルシーに移籍したフランス代表MFエンゴロ・カンテの穴を埋める補強に成功したことが明らかになった。英地元紙「レスター・マーキュリー」などが報じている。
レスターは来年1月の移籍市場で、ベルギー1部ヘンクの19歳ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディを、1500万ポンド(約21億円)の移籍金で獲得することでクラブ間合意に達したという。
中盤のみならず、DFとしてもプレーできるユーティリティ性の持ち主で、メディカルチェックと労働ビザの発給手続きを経て、1月に昨季プレミア王者に加わることになるという。
ドイツの強豪ヴォルフスブルクも獲得に乗り出していたが、エンディディはレスターを選んだという。レスターは昨季の優勝メンバーの大半が残留したが、カンテはチェルシーに移籍。そのチェルシーは中盤で絶大な運動量とボール奪取能力を誇るカンテ加入の効果もあり、現在リーグ首位と好調だが、ダイナモを失ったレスターは降格圏のハル・シティと勝ち点差わずか2と苦戦。今季開幕前にニースからMFナンパリス・メンディを獲得したが、負傷の影響もあってチームに貢献できていない。
記事では「エンゴロ・カンテの移籍による穴を埋めることが使命となりそうだ」と報じられている。エンディディの加入が、レスターの弱点を埋めることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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