神戸の三木谷会長、齊藤未月の大怪我にSNSで見解 「このような危険なプレーを防ぐためにレッドカードがあるのだと僕は思う」

全治1年の大けがを負った齊藤未月【写真:井上智博】
全治1年の大けがを負った齊藤未月【写真:井上智博】

斎藤は8月19日の柏戦で負傷

 J1ヴィッセル神戸のMF齊藤未月は、8月19日に行われたJ1リーグ第24節柏レイソル戦(1-1)で左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷、内外側半月板損傷の大怪我を負い、全治は現時点で約1年の見込みとされている。神戸の三木谷浩史代表取締役会長は自身の公式X(ツイッター)で、「齊藤未月は復活すると信じている。今より強くなって!」と思いを綴った。

 齊藤は8月19日のJ1第24節柏戦の試合中に負傷。ピッチに倒れ込んで担架で運ばれ、交代となっていた。21日に神戸市内の病院にて検査を行った結果、左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷と複数の怪我の診断が下ったという。

 クラブリリースによると、全治は現時点で約1年の見込みとされるほどの大怪我となり、今シーズンの復帰は絶望。日本サッカー協会審判員会に意見書を提出したことを報告するとともに、「怪我に対してのレフェリングの基準が整備され、『選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備』の一助となれば幸いです」と記していた。

 神戸の三木谷会長も自身の公式Xで、複数回にわたってメッセージを投稿。「齊藤未月選手 この選手を守らないで、なんのためのサッカーか、なんのためのヴィッセルかと僕は思う。 We walk together」「全力でやります。クラブ一体となり、one for all, all for one.」と、齊藤へのサポートを誓うとともに、相手のプレーについても見解を述べている。

「これをそのままにするほうが危険だと思う。故意か否かではなく、このような危険なプレーを防ぐためにレッドカードがあるのだと僕は思う。足裏でサンドイッチ。JFAに睨まれようと、なんと言われようとこれはうちのクラブとしては放置はできません」

 そして、三木谷会長は最後に、「それでも齊藤未月は復活すると信じている。今より強くなって!」と、齊藤がこの大怪我を乗り越えてピッチに戻ってくることを願っていた。

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