本田、別メニューも問題なし ジェノア戦先発濃厚の背番号10に伊紙「三浦知良の後継者」

 

定位置の右FWで先発へ「本田は不可欠」

 

 7日のジェノア‐ACミラン戦を前に6日付のイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が試合の展望を掲載。ACミランの「10」を背負う日本代表FW本田圭佑について“カズの後継者”と評し、FW三浦知良(横浜FC)の古巣との対戦となることを紹介している。

 同紙は本田が小学生のころからミランのユニフォームを着たいと夢見ていたことに触れつつ、ミランをホームで迎え撃つジェノアに関して「三浦知良の後継者との対決とも言える」と言及。カズのセリエAでの挑戦も改めて報じ、1994年の1シーズンのみジェノアにレンタル移籍し、セリエAで初の日本人選手となったこと、そのデビュー戦となったミラン戦でイタリア代表DFバレージと接触、鼻骨を骨折し、戦線離脱を余儀なくされたことなども紹介している。

 ただ、ジェノア戦での先発が確実視されていた本田には“アクシデント”も襲ったようだ。同紙は5日の練習で本田がジムで別メニューとなったことを指摘。だが、大きな問題はなかったようで、「心配はいらなかった。本田は別メニューをしていたが、怪我によるストップという連絡はなかった。ピッポの3トップが代わるというような驚かされることはなかった」とし、右FWでの先発を予想。「彼は不可欠」と本田がミランのキーマンであることを伝えている。

 本田は今季序盤から結果を出し、現時点で6得点2アシストを記録。前節のウディネーゼ戦では先制点につながるPKも獲得した。しかし、ここ6試合で得点しておらず、伊紙も「ブロックを解除したい」と期待している。昨季、自身セリエA初ゴールを奪ったジェノア戦で結果を残したいところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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