レアル、“FAX破談”から8年…デ・ヘアを獲得か 大怪我のクルトワ“代役”に急浮上
クルトワは左膝前十字靭帯断裂の大けが
スペイン1部レアル・マドリードはベルギー代表GKティボー・クルトワが左膝前十字じん帯断裂の重傷を負ったことを発表した。守護神の長期離脱が確実で補強が急務となったなかで、スペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得の可能性が浮上している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」などが報じた。
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デ・ヘアは今夏に12シーズン過ごしたマンチェスター・ユナイテッドと契約満了になり退団。新天地を探していた。
クルトワ負傷離脱を受け、レアルはデ・ヘアの代理人と接触したとレポートされている。チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガとともに候補として浮上しているようだ。
クルトワの離脱期間はまだ明らかになっていないものの、スペイン紙「マルカ」は復帰までに7か月から8か月かかると予想しており、このまま今シーズン絶望の可能性も危惧されている。レアルとしてはリーグ開幕が迫るなかで代役の確保は必須の状況だ。
デ・ヘアは2015年にレアル移籍に迫った過去がある。移籍マーケット最終日の8月31日にコスタリカ代表GKケイラー・ナバスとの大型トレードがクラブ間で合意に達したが、移籍期限ギリギリでの手続きで必要な書類を送るためのFAXが届かないというトラブルが発生し、取引は破談に終わった。デ・ヘアはその後にユナイテッドと契約延長していた。
アクシデントが引き金とはいえ、デ・ヘアはあのFAX破談から8年越しで“白い巨人”への加入が実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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