好調ミランの名物会長がまたも現場介入 「2トップとトップ下でやるべき」と布陣変更を要求

ベルルスコーニ会長がスソの2トップ起用と“トップ下”システムの復活を主張

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長はかつて私財を投じてクラブに栄光とタイトルをもたらしてきた一方、戦術や選手起用などに関して再三にわたって現場介入を繰り返し、物議を醸してきた。12月に中国企業への身売りが迫るなか、名物オーナーは現在3位と絶好調のチームをかき回すような発言に出ている。今季右ウイングで5得点6アシストと才能を覚醒させ、日本代表FW本田圭佑をベンチに追いやったMFスソを2トップの一角で起用し、現状の4-3-3から偏愛するトップ下を置いたシステムに変更することを、再び指揮官に要求している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 スソは3試合連続でゴールを決めるなど、攻撃のキーマンとして好調ミランを牽引している。モンテッラ監督が採用する4-3-3の右ウイングで覚醒し、完全にエースの座を確保した感のあるスペイン人レフティーだが、名物オーナーはその姿を黄金時代を支えたイタリア代表の名手に重ねた。

「ドナドーニに多くの共通点を持っている。ハイクラスの選手だ。ディフェンダーを1人、2人とかわすことができる」

 “グランデ・ミラン”と呼ばれた黄金時代のミランで、ロベルト・ドナドーニ氏(現ボローニャ監督)は1986年から96年まで活躍。94年アメリカ・ワールドカップではイタリア代表の一員として、母国の準優勝に貢献した。

 常勝時代の名手に重なるほどの存在感を放っているとスソを讃えたベルルスコーニ会長だが、起用法に関しては相変わらずの持論を展開している。

 

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