ロナウジーニョがライバル国アルゼンチンへ移籍? 候補先の会長が明かす「獲得しようと試みている」

昨年からフルミネンセでプレーも7試合出場ノーゴールで退団が決定

 かつて世界中を沸かせた“ファンタジスタ”の元ブラジル代表MFロナウジーニョが、ブラジル永遠のライバルであるアルゼンチンへ移籍する可能性が浮上している。アルゼンチンメディア「InfoBAE」が報じた。

 ロナウジーニョ獲得に手を挙げているのは、アルゼンチンの古豪ヒムナシア・ラ・プラタだという。マリアーノ・コウェン会長は同メディアに対し「彼を獲得しようと試みているのは事実だ」と語り、具体的な動きに発展していることを認めている。

 ロナウジーニョは2003年から08年まで所属したバルセロナでの活躍が世界中のサッカーファンに記憶されている。アウトサイドでボールを押し出しつつインサイドに切り返す得意のフェイント「エラシコ」は、彼の代名詞となった。05年にはバロンドールも受賞し、世界最高のサッカープレーヤーとしての名声も手に入れた。

 しかし、バルセロナ退団後にACミランへ移籍したころから少しずつ活躍に陰りが見え、11年には母国ブラジルに戻った。その後、メキシコ移籍も経て昨年からはフルミネンセでプレー。しかし、7試合出場ノーゴールで退団が決まっていた。

 来年3月には37歳になるロナウジーニョは、キャリアの最終盤に入り現役引退を予想する報道もなされていた。はたして、そのラストダンスはブラジルのサンバではなく、ライバル国アルゼンチンのタンゴとなるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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