三笘や旗手もターゲット サウジアラビアのメガオファー攻勢はどこまで続く?
ベンゼマ、マネらビッグネームがサウジアラビアへ
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、サウジアラビア1部アル・ナスルに移籍したのを皮切りに、欧州のトッププレーヤーが次々と中東のクラブへ移籍している。英メディア「Football365」はサウジアラビアからオファーを受けた100人の選手と監督という特集を組み、それぞれの状況をレポート。なかには、ブライトンMF三笘薫とセルティックMF旗手怜央という2人の日本代表選手の名前もあった。
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今夏の移籍市場で、多くのトッププレーヤーたちがサウジアラビアへと活躍の場を求めた。レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ、マンチェスター・シティのFWリヤド・マフレズ、リバプールのMFジョーダン・ヘンダーソン、バイエルン・ミュンヘンのFWサディオ・マネ、チェルシーのMFエンゴロ・カンテ、インテルのMFマルセロ・ブロゾビッチ……。さらに選手だけでなく、スティーブン・ジェラード監督や、マティアス・ジェシー監督もサウジアラビアへ渡っている。
それ以外にも、フランス1部パリ・サンジェルマンを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)や、スペイン1部FCバルセロナを退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(インテル・マイアミ)らもサウジアラビアのクラブからオファーを受けていた。
アジア人選手の補強を望むサウジアラビアのクラブは、ブライトンの三笘やセルティックの旗手、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンにも関心を示したという。記事では三笘について「ブライトンのサイドの魔術師は大金での移籍が近い未来に起こると見られているが、サウジではないだろうね?」と、伝えている。
また、旗手については「彼の代理人の言葉を借りれば、『怜央はまだヨーロッパにいる。サウジのリーグに移籍する可能性はない』」と、こちらもサウジアラビア行きを強く否定する内容になっている。また、ソン・フンミンは「今の僕にとってお金は重要ではない。サッカーをプレーする誇り、最も好きなリーグでプレーすることが重要だ」と、アル・イテハドからの年俸2600万ポンド(約48億円)のオファーを断った際に語ったという。
なお、サウジアラビアの札束攻勢は今後も続くようだ。移籍のスペシャリストであるルディ・ガレッティ記者は、「サウジの2024-25シーズンのトップターゲットは、モハメド・サラー、ネイマール、ルカ・モドリッチ、ケビン・デ・ブライネ」と伝えている。
想像を絶する勢いで世界トップクラスのスター選手がサウジアラビアに集まっているが、この流れはどこまで続くことになるのだろうか。