上田の去就が注目されている

　現在、ベルギー1部セルクル・ブルージュに所属する日本代表FW上田綺世の去就が注目されている。現地メディアなどがオランダ1部フェイエノールト入りを一斉に報道しているなか、オランダサッカー専門メディア「FR12」は「上田とともに日本ツアーを計画している」と報道した。

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　昨年7月にJ1鹿島アントラーズからセルクル・ブルージュへ移籍した上田は、初年度のシーズンで得点ランキング2位の22ゴール（40試合出場）と躍動。ストライカーとしての存在感を高めた。オフシーズンの注目株の1人となっている。

　上田を巡っては、オランダ1部フェイエノールトやポルトガル1部スポルティングなどの複数クラブが興味を示しているとされてきたなかで、かつてMF小野伸二らが所属したフェイエノールト入りが濃厚とされている。

　そのなかで「FR12」は「フェイエノールトは上田綺世の獲得に大きな商業チャンスを見出している」とし、フェイエノールト元幹部のクリス・ヴェルツ氏が「ブランド認知度を高めるために日本でも親善試合を行う予定。浦和レッズは日本での対戦相手の1つになるはずだ」と伝えた。浦和FWブライアン・リンセンはフェイエノールト出身で、記事でも触れられている。

　上田の名門入りが実現し、日本へとやってくるのか、今後の動向にさらに注目が集まる。