「韓国は勝利、日本は負け」 マンCとアトレティコのアジアツアー結果に韓国注目「条件が完璧に同じとは言えないが…」

アトレティコに3-2で勝利したKリーグ選抜【写真:ロイター】
アトレティコに3-2で勝利したKリーグ選抜【写真:ロイター】

横浜FMはマンC相手に3-5敗戦、Kリーグ選抜はアトレティコに3-2で勝利

 現在、欧州5大リーグのビッグクラブの多くは、プレシーズンで国外ツアーに出て調整している。イングランド1部マンチェスター・シティと対戦した日本のJ1横浜F・マリノスは3-5で敗れたのに対し、スペイン1部アトレティコ・マドリードと戦った韓国のKリーグ選抜チームは3-2で勝利したことに、韓国メディアが注目している。

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「欧州ビッグクラブはプレシーズン中ではあるが…韓国は勝利、日本は負け」

 このように見出しを打って取り上げたのは、韓国紙「韓国日報」だった。

 プレミアリーグ王者シティは、7月23日に日本での横浜FM戦で5-3と勝利。一方、ラ・リーガの強豪であるアトレティコは27日に韓国でのKリーグ選抜チーム戦に2-3で敗れた。

 記事では、「マンチェスター・シティとアトレティコ・マドリードが、プレシーズン中であろうともヨーロッパの強豪という事実は変わらない。彼らを相手に韓国は結果を手にし、日本は大きく崩れた」と取り上げている。

「もちろん、条件が完璧に同じとは言えない。マンチェスター・シティは昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たし、三冠(プレミアリーグ、FAカップ、CL)を達成したチームであるのに対し、アトレティコ・マドリードはCLグループステージ敗退チームだ。また、Kリーグは各チームから有力選手を選抜したオールスターチームだったということもある。しかし、そもそもヨーロッパのビッグクラブとアジアクラブの実力差が非常に大きい。

 Kリーグ選抜は、短期間で呼吸を合わせなければならない急造チームだとすれば、横浜FMは同じメンバーでリーグ戦を戦っているうえ、昨シーズンのJ1リーグ王者だ。両者ともシーズン中にヨーロッパのチームを相手にしたのは同じだとして、Kリーグ選抜が横浜FMより大きく優勢だとは言い難い。結局、終盤に劇的な逆転勝ちを収めたチーム(韓国)と後半戦で大きく崩れたチーム(日本)だ。同じヨーロッパのビッグクラブを相手にして、韓国は勝ち、日本は負けた」

 韓国メディアは、ヨーロッパクラブと対戦した親善試合の結果においてもライバル心を燃やしていた。

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