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C・ロナウド、日本ツアー最後に見せた“神対応” 取材エリアでユニフォームにサイン「自分を信じることが大切」
2戦合計110分間プレーもノーゴール
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するサウジアラビア1部アル・ナスルは7月27日、ヤンマースタジアム長居でジャパンツアー2戦目となるイタリア1部インテルと対戦し、1-1で引き分けた。ロナウドは、来日初戦の25日フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)戦から続けてスタメンでピッチに立ったが、ノーゴール。2戦合計110分間プレーし、日本のファンを魅了した。試合後、取材エリアではセレッソ大阪ヤンマーガールズの選手たちにサインをする“神対応”を見せた。
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ロナウドがキャプテンマークを巻いて先発し、インテルもエースのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスがスターティングメンバーに名を連ねる一戦で、両エースが前線で奮闘。すると前半23分、アル・ナスルはFWタリスカのふわりと浮かした球に左サイドからFWアブドゥルラーマン・ガリーブが抜け出すと、ワンタッチで合わせた。シュートはゴールに突き刺さり、2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝チームから先制点を奪った。同44分にはインテルが追い付き、1-1で前半を折り返した。
ロナウドはこの日、先制点の直前となる同22分にペナルティーエリア外の強烈なミドルシュートで見せ場を作り、会場からは大歓声が起こった。25日には38歳の年齢を感じさせない高い跳躍力からオーバーヘッドキックを披露。だが、2試合でゴールを奪うことはできず、日本での2試合は無得点に終わった。
試合後、取材エリアに登場したロナウドはC大阪ガールズの選手たちの前でストップ。「いいプレーヤーになるには夢を持つこと、いい人間になること。自分を信じることが大切」と話した。また、月末からの日本クラブユース女子サッカー大会に出場する選手たちに対して、ユニフォームにサインするなどエールも送った。
日本の滞在中は多くの子供たちと触れ合い、夢の大切さを唱えてきたロナウド。来日中の最後の言葉も希望にあふれるものとなった。