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シント=トロイデン新加入の3人が口にした“ステップアップ”への思い 「遠藤選手や鎌田選手のように…」
23-24シーズン始動記者会見で新加入のDF小川、MF伊藤、MF山本が登場
ベルギー1部シント=トロイデンは7月20日、メディア向けに2023-24シーズン始動記者会見を行った。新加入のDF小川諒也、MF伊藤涼太郎、MF山本理仁も登壇し、新シーズンへの意気込みをそれぞれ語った。
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小川は昨年5月、FC東京からポルトガル1部ヴィトーリアSCへ期限付き移籍。リーグ戦6試合の出場にとどまったなか契約満了となり、新シーズンよりシント=トロイデンへのレンタルが決まった。
伊藤は22年にアルビレックス新潟にやってきた。昨季はJ2リーグで42試合9得点し、J1昇格に大きく貢献している。迎えた今季はJ1リーグで16試合7得点と本格ブレイクを果たし、シント=トロイデンへの海外移籍を勝ち取った。
J1ガンバ大阪より期限付き移籍となる山本は、東京ヴェルディの下部組織出身。19年にプロデビューし、昨年7月にG大阪へ完全移籍した。今季はここまで11試合(0得点)の出場。シーズンオフ期間で3人目となる日本人選手の補強となっている。
3人は会見に登場し、それぞれ短く新シーズンへの意気込みを話した。揃って口にしたのは、シント=トロイデンからさらなる高みを目指す向上心だった。最初に話を振られた伊藤は、チームへの貢献を誓いつつ、「遠藤(航)選手や鎌田(大地)選手のようにもっと上のレベルへステップアップしたい」と将来への強い思いを語っている。
ヴィトーリアで出場機会が少なく、悔しい思いをした小川。「チームの一員になれて嬉しい」とクラブへの感謝を述べつつ、「1つでも上の順位へ行けるように貢献したい」と新シーズンのチームの躍進へ、自身の再出発を誓った。
また新加入の3人のなかで一番若手である21歳の山本は「個人的には自分の特徴を出しつつ、チームの勝利につなげていきたい」と、ゲームで自身の力を発揮したいという思いを語る。さらに伊藤と同様に、これまで所属してきた日本代表選手の名前を例に挙げて「日本代表になれるように頑張っていきたい」とA代表への野心を口にしていた。