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「神戸にあと6か月在籍していれば…」 韓国1部・仁川の代表取締役がムゴシャの状況を説明「いい条件と年俸が保証されていた」
仁川のチョン・ダルス代表取締役が会見でムゴシャの“仁川愛”を強調
モンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャは今夏、J1ヴィッセル神戸から韓国1部仁川ユナイテッドFCへ完全移籍した。仁川のチョン・ダルス代表取締役によれば、ムゴシャは神戸でいい条件を手にできる可能性があるなかで、韓国リーグへの復帰を決めたという。韓国メディア「ファイナンシャルニュース」が伝えた。
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31歳のムゴシャは身長188センチの長身FWとして昨年6月に韓国の仁川から神戸へ加入。在籍2シーズンでリーグ戦通算6試合の出場(0得点)にとどまり、今季も3月4日のJ1リーグ第3節ガンバ大阪戦(4-0)で途中出場した1試合(2分)のみの出番となっていた。
2018年~22年までプレーした仁川への復帰が決まり、ムゴシャは7月16日に行われた会見では、「このクラブは事実上、僕の家族だと思う。いい条件を提示してくれたクラブもあったけど、心の中では仁川だけだった」と仁川への愛着を語りつつ、Jリーグでの日々についても振り返っていた。
「サッカー面で難しいことがあったのは事実。Jリーグを評価したいけど、僕はサッカーをしに(日本へ)行った。でも、5~6試合でプレーできなくなり、ショックを受けた。サッカーをするうえで、少なからずストレスはあった。でも、(神戸の)悪いことは言いたくない」
「ファイナンシャルニュース」によれば、ムゴシャとともに記者会見に登壇した仁川のチョン・ダルス代表取締役は、ムゴシャの置かれていた状況について説明したという。
「神戸にあと6か月在籍していれば、よりいい条件と年俸が保証されていた。しかし、ムコジャは大好きなサッカーと仁川と一緒にいたいという思いで、その権利を手放して帰ってきた。お互いの信頼があったからこそ可能なことだ」
ムゴシャも「仁川関係者の助けがあって帰ってくることができた」と語っており、古巣での再起を力強く誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)