オーストリア1部SCアウストリア・ルステナウとの練習試合で先発

　ドイツ2部ホルシュタイン・キールへ完全移籍した日本代表FW町野修斗が新天地で早速、新天地初ゴールを奪った。現地時間7月15日に行われたオーストリア1部SCアウストリア・ルステナウとの練習試合で先発し、左足のダイレクトシュートで先制ゴールをマーク。正確な一撃にファンからも喝采が送られている。

　23歳の町野は2018年に履正社高から横浜F・マリノスへ。翌年にJ3ギラヴァンツ北九州へ移籍し、2シーズンプレーしたのち、21年に湘南へ完全移籍で加わるとエースへ急成長。2年目の昨季リーグ戦で30試合13ゴール、今季も19試合で9ゴールをマークしたなか、先月にドイツ2部キールへの移籍が決まった。

　今月4日に離日し、新天地へ合流した町野。新シーズンに向けたトレーニングに励むなか、15日にオーストリアで行われたSCアウストリア・ルステナウとの練習試合で先発出場した。すると前半17分、味方がペナルティーエリア内左から折り返したボールに中央から走り込み、左足のダイレクトシュートで先制点を決めた。

　町野にとっては、これが新天地での初ゴール。抑えの利いた正確な一撃でのゴールで勢いに乗ったチームは、その後も得点を重ねて6-1で勝利。町野のゴールシーンはクラブ公式SNS上でアップされ、日本のファンから「早速結果出した」「順調そう」「シュート上手い」との反応が寄せられたほか、海外ファンも「ブラボー！」と熱視線を送っている。

　なお、ドイツ2部リーグの新シーズン開幕戦は今月末に予定され、キールは30日にアイントラハト・ブラウンシュバイクとアウェーで対戦する