中村敬斗は「SUPER」 “覚醒”のシーズンをブラジルメディア評価「大きな成長の年だった」
2022-23シーズンはオーストリアリーグで14得点7アシストを記録
オーストリア1部LASKリンツの日本代表FW中村敬斗は、ドイツ、イングランド、フランス、オランダのクラブが関心を示すなど、今夏の去就が注目されている1人だ。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、大きく飛躍した2022-23シーズンに関して、“最高評価”を与えている。
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22歳の中村はオランダ、ベルギー、そしてオーストリアで研鑽を積み、今年3月のウルグアイ戦では日本代表デビュー。2022-23シーズンはオーストリア1部リーグで31試合に出場し、14得点7アシストと目を見張る活躍を見せた。
6月15日に行われたキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦(6-0)では、後半開始からMF三笘薫(ブライトン)に代わって途中出場し、A代表初ゴールを挙げた。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」では、海外でプレーする日本人選手の2022-23シーズンを総括。中村に関しては、「SUPER」の最高評価を与えるとともに、「中村敬斗の才能は埋もれかけていたが、LASKリンツでキャリアを復活させた。昨季はチームだけでなく、オーストリアリーグ全体のハイライト的存在となった」と記している。
記事によれば、中村はドリブル成功82回、成功率61%、タックル53回、シュート89本、アタッキングサードでのパス成功数301本を記録。オーストリアリーグ公式サイトでも「リンツで最も価値のある選手」と称されたと紹介している。
「中村敬斗がヨーロッパの他クラブから注目されるようになったのは、2022-23シーズンが大きな成長の年だったからだ。LASKリンツとの契約はあと2年残っているが、移籍する可能性が高いと目されている」
去就を含めた中村の今後の成長から目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)