FC東京U-18、久保の決勝点アシストで広島ユース撃破! 09年以来3度目のJユースカップ優勝で二冠達成

2点を追うFC東京が後半から15歳の久保を投入 ここから試合の雰囲気が一変

 Jユースの日本一を決めるJユースカップ決勝が18日にヤマハスタジアムで行われた。U-16日本代表MF久保建英らを擁するFC東京U-18が延長戦の末にサンフレッチェ広島ユースを3-2で下し、2009年以来7年ぶり3度目の優勝で夏のクラブユース選手権との二冠を達成した。

 2009年大会の決勝の再現となった一戦。試合が動いたのは前半28分、広島MF松本大弥がエリア外から右足で強烈なミドルシュートを決めて先制した。前半終了間際にはFW山根永遠が今大会9得点目となる追加点を奪い、広島の2点リードで前半を折り返した。

 2点を追うFC東京は後半開始と同時に15歳の久保を投入し、2トップの一角で起用。すると、ここから試合の雰囲気が一変する。

 後半5分にFC東京のFW松岡瑠夢がネットを揺らして1点差に詰め寄り、その2分後には同7分にはFW半谷陽介がPKを獲得。これを自ら決め、後半開始わずか8分間で試合が振り出しに戻った。

  その後は一進一退の展開で進み、試合は10分ハーフの延長戦へ。そして迎えた延長後半7分、久保のラストパスから途中出場のDF荒川滉貴が押し込んで勝ち越しゴールを奪った。

 粘り強さを見せたFC東京が注目の久保の活躍も光り、逆転勝利で戴冠を成し遂げた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

 

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