39歳イニエスタ、次の行き先はアルゼンチン? 元ストライカーFWが警鐘「プレーすることは不可能だと思う」

去就が注目されているアンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】
去就が注目されているアンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】

今夏に神戸を去るイニエスタの去就に注目

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今夏でJ1ヴィッセル神戸を離れる決断をした。アルゼンチン1部クラブも移籍の候補に挙がっているとされるなか、同国の元ストライカーが警鐘を鳴らしているという。英メディア「Tribal Football」が伝えた。

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 2018年にスペインの名門バルセロナから神戸に完全移籍したイニエスタ。クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献するなど、卓越したテクニックと戦術眼でチームを引っ張ったが2022-23シーズンに出番が減少する。今後の去就動向が注目されていたなかで、今夏での退団を決断した。

 そんなレジェンドの今後の行き先は海外でも注目を集めるなか、元バルセロナのガブリエル・ミリート氏がスポーツ・ディレクターを務めるアルゼンチン1部アルヘンティノス・ジュニアーズも候補に挙がっているという。

 記事ではイニエスタがこの話に「前向きだ」という姿勢を伝えつつ、ブラジルのボカ・ジュニアーズやスペインのバレンシアなどで活躍した元アルゼンチンのストライカー、ダリオ・フェルマン氏が移籍へ警鐘を鳴らしていることも報じている。

 フェルマン氏は「このアイデアはのアルゼンチン人ミリートからもたらされた。ミリートはFCバルセロナでアンドレアス・イニエスタと一緒にプレーし、今でも大親友だ」と2人の仲の良さを認めつつ「彼はイニエスタに、アルゼンチンが経済的に不安定で、インフレ率の非常に高い混沌とした国であることは伝えなかっただろう」と不安材料を指摘した。

「そこは日本ではない!アルゼンチンではサッカーがすべてなんだ!私が説明したような問題に基づくと…イニエスタがアルゼンチンでプレーすることは不可能だと思う」と否定的な意見を展開している。

 現役続行の意思を持つ39歳のベテランは、日本の次にどの国でプレーすることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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