中村敬斗を「手放すつもりはない」 LASK関係者、最低15億円以上を移籍の条件に設定
ブジャノビッチSDが意思を明言と独誌が報道
オーストリア1部LASKリンツの日本代表FW中村敬斗は、ドイツ、イングランド、フランス、オランダのクラブが関心を示すなど、今夏の去就が注目されている1人だ。成長著しい22歳のウインガーに対し、LASKのラドバン・ブジャノビッチSD(スポーツディレクター)は1000万ユーロ(約15億円)以上の値を付けている。ドイツ誌「キッカー」が伝えた。
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22歳の中村はオランダ、ベルギー、そしてオーストリアで研鑽を積み、今年3月のウルグアイ戦では日本代表デビュー。今季はオーストリア1部リーグで31試合に出場し、14得点7アシストと目を見張る活躍を見せた。
6月15日に行われたキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦(6-0)では、後半開始からMF三笘薫(ブライトン)に代わって途中出場し、A代表初ゴールを挙げた。LASKは6月23日から新シーズンに向けて始動したなか、「キッカー」誌によれば、ブジャノビッチSDは「我々は中村を手放すつもりはない。1000万ユーロ以下の金額については話さない」と語ったという。
記事では、中村がドイツ、イングランド、フランス、オランダのクラブから関心を示されていることに触れつつ、「攻撃はもはや中村敬斗に頼るべきではないだろう」と流出の可能性についても見解を述べていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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