怒涛の6ゴールは「日本が示した最大限の敬意」 森保ジャパンの“姿勢”を対戦国紙が称賛

日本がエルサルバドルに大勝【写真:徳原隆元】
日本がエルサルバドルに大勝【写真:徳原隆元】

日本はエルサルバドルに6-0と圧勝

 日本代表は6月15日、キリンチャレンジカップでエルサルバドル代表と対戦し、6-0の快勝を収めた。森保一監督の第2政権での初勝利は怒涛のゴールラッシュを見せたなか、エルサルバドル紙は「日本が示したエルサルバドルへの最大限の敬意は、可能な限りゴールを奪い続け、プレッシングをやめず、ベストパフォーマンスを継続することだった」と取り上げている。

 試合は開始早々から波乱の展開となる。前半1分、MF久保建英のフリーキックをDF谷口彰悟がヘディングで合わせて先制に成功。直後の同2分にはFW上田綺世がペナルティーエリア内で相手DFロナルド・ロドリゲスに倒されてPKを獲得。ロドリゲスは決定機阻止により、一発退場を命じられた。

 上田が自身で得たPKを決め切り、開始4分で2点差に。さらに前半25分、MF三笘薫の横パスを受けた久保がグラウンダーのシュートをゴール右隅に流し込んだ。続いて同44分、三笘のカットインからのシュートを相手GKが弾くと、MF堂安律がしっかりと詰め、前半を4-0で折り返した。

 後半に入っても日本の勢いは止まらず、同15分に久保のラストパスを受けたFW中村敬斗が代表初ゴールを記録。後半27分にはとMF相馬勇紀のクロスをFW古橋亨梧がヘディングで叩き込み、試合は6-0の圧勝で幕を閉じた。

 序盤から日本が怒涛のゴールラッシュを見せたが、エルサルバドル紙「La Prensa Gráfica」は「代表チームは集中力を欠いて試合に臨んだが、日本は重大な試練をもってエルサルバドルを容赦なく打ちのめした」と取り上げている。

 また、「日本が示したエルサルバドルへの最大限の敬意は、可能な限りゴールを奪い続け、プレッシングをやめず、ベストパフォーマンスを継続することだった」と、前半で大差がつき勝負が決した展開でも、日本が気を緩まさずに最後まで全力を尽くした姿勢を称えていた。

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