森保監督、エルサルバドル戦6-0大勝に手応え 「経験の浅い選手も試せた」
数的優勢の中でゴールラッシュ
第2次森保ジャパンが、3試合目にして初勝利を挙げた。6月15日に行われたエルサルバドル代表(FIFAランキング75位)と対戦した日本代表(同20位)は、6-0と相手を圧倒した。
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開始早々の1分にDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)のゴールで先制した日本は、同4分にFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)がPKを獲得。この時のファウルで相手に退場者が出ると、数的優位を得た日本は上田がPKを成功し、その後もゴールラッシュを見せた。
森保一監督は「選手たちがいい準備をしてくれて、入りの部分が良かったからこういう勝利につながった。まずは自分たちの積極的な姿勢が良い流れを生んだ」と、試合の立ち上がりで相手を圧倒した選手たちを称えた。
相手が少なくなると、難しい試合になることもあるが、「自分たちが成長するんだということ。相手あっての試合だけど、自分たちが何をするのかを考えてくれた。また経験の浅い選手も試せた。チームとしても層を厚く、バリエーションを持って今後の試合に臨めると思う」と、自分たちのやろうとしていることをできたと手応えを口にした。
また、日本代表の選手は多くの選手たちが海外リーグで活躍をしている。出場機会がなかなか与えられない選手たちもいるなかで、この試合では途中出場したMF中村敬斗(LASKリンツ)やFW古橋亨梧(セルティック)も得点を挙げた。「先発する選手だけでなく、途中から入ってエネルギーを与えてくれる選手が試合を勝たせてくれる。選手たちには常々、バトンをつないで勝っていこうと伝えている」と言い、途中出場の選手が勢いをもたらせたことに充実の表情を見せた。
カタール・ワールドカップ(W杯)後3試合目で初勝利を挙げたが、「すべての部分でレベルアップしないといけない。ペルー戦は今日の試合とは全く違う強度、ハイスピードになると思う」と、大量得点での勝利にも浮かれずに、気を引き締めた。