1G2A久保建英、日本のゴールラッシュ圧勝劇に平然 「これが今の代表の実力」

勝利に貢献した久保建英【写真:徳原隆元】
勝利に貢献した久保建英【写真:徳原隆元】

エルサルバドル戦でスタメン出場、切れ味鋭いプレーで攻撃牽引

 日本代表MF久保建英は、6月15日の国際親善試合エルサルバドル戦でスタメン出場すると1ゴール2アシストの活躍。立ち上がりに2ゴールを重ねた展開に「入りからしっかり慢心せずチーム一丸で入れた」と話した。

 試合開始からわずか1分、左サイドでMF三笘薫がドリブル突破でファウルを受けてフリーキックを獲得すると、キッカーは久保。左足での正確なクロスが入るとゴール前でDF谷口彰悟がヘディングで決めての先制点になった。さらに相手のキックオフ直後、最終ラインにバックパスをした相手に久保とFW上田綺世でプレスをかけると、相手がコントロールミス。これを上田が奪うと、ペナルティーエリア内で相手DFロナルド・ロドリゲスが上田を抱え込むように倒してファウル。PKとレッドカードの判定で、相手が10人なったうえにPKを上田が決めて前半4分で2点リードを奪った。

 久保はこの試合展開について「入りからしっかり慢心せずチーム一丸で入れたのがこういう結果につながったと思う」と話した。さらに攻撃を重ねるなかで前半25分、三笘の横パスを久保が中央やや左サイドからダイレクトで狙うと、ゴール右サイドギリギリの位置に吸い込まれて日本の3点目が生まれた。久保は「その前にも何本か決めないといけないシュートを外して何とか取れないかと思った。三笘選手がサイドに開いていたので彼に預けて、彼が何とかするのかなと思ったけど返してくれて。いいところに来たのでいいコースに飛んで良かった」と振り返った。

 後半20分に交代で退いた久保は、20日の国際親善試合ペルー戦に向けて「これが今の代表選手の実力。もっとやらないといけない。次の相手はもっと強いと思うので切り替えて準備していきたい」と気持ちを引き締めていた。

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