「クボが火を噴いている」 エルサルバドル戦で1G2Aの久保、スペイン紙が称賛「圧巻のパフォーマンス」

日本代表の久保建英【写真:徳原隆元】
日本代表の久保建英【写真:徳原隆元】

日本はエルサルバドルに6-0の快勝

 日本代表は6月15日、キリンチャレンジカップでエルサルバドルと対戦。日本代表MF久保建英は1ゴール2アシストを記録するパフォーマンスを披露したなか、スペイン紙は「クボが火を吹いている」と見出しを打って取り上げている。

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 2022-23シーズンにスペイン1部レアル・ソシエダへ移籍した久保は、公式戦9ゴール9アシストと目覚ましい成績を残し、クラブ年間最優秀選手に輝くなど、飛躍のシーズンを過ごした。絶好調なコンディションで迎えたエルサルバドル戦では、右サイドで先発出場すると、開始早々の前半1分、敵陣左で得たFKでキッカーを務めた久保が、華麗な曲線を描くクロスを放り込むと、DF谷口彰悟がヘディングで合わせ先制に成功した。

 追加点を挙げ、2-0で迎えた前半25分、久保が魅せる。ゴール手前でMF三笘薫からマイナス気味の横パスを受けた久保はダイレクトで左足を振り抜き、グラウンダーのシュートをゴール右隅へ流し込んだ。さらに、ゴールを重ねて4-0で迎えた後半15分、相手守備陣を打開するスルーパスで中村敬斗の代表初ゴールをお膳立てした。試合は6-0の快勝を収めている。

 ソシエダでのプレーと同様の輝きを日本でも披露した久保に対し、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「クボが火を噴いている」と見出しを打ち、「前半だけでも久保は圧巻のパフォーマンスを示していた。奇妙な背番号20を着用して右サイドに配置され、相変わらずインスピレーションに満ちていた」と称賛の言葉を送っていた。

 森保一監督の第2政権が発足したばかりだが、久保は際立った存在感を放っていた。

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