森保監督、エルサルバドル戦の戦術は? 三笘&久保が“カギ”「縦に速く」「サイドに起点」

日本代表を率いる森保監督【写真:徳原隆元】
日本代表を率いる森保監督【写真:徳原隆元】

紅白戦では主力組に三笘、久保、1トップは上田が入った

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク20位)は6月15日にキリンチャレンジカップ・エルサルバドル代表(同75位)戦に臨む。14日は、試合会場の豊田スタジアムで会見が行われた。森保監督は起用方法について言及。システムは「4-1-4-1でスタートしたいと思っている」としたうえで、攻撃方法についても狙いを明かした。

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 前日13日に公開された紅白戦では、4-1-4-1のシステムを試し、先発組と思われるメンバーはGK大迫敬介、DF森下龍矢、板倉滉、谷口彰悟、菅原由勢、中盤にMF守田英正、堂安律、旗手怜央、三笘薫、久保建英、1トップにFW上田綺世が入った。

 厚みのある攻撃が期待される布陣のなかで、ポイントは「縦に速くゴールへ向かう」ことになりそうだ。FIFAランクでいうと、格下に当たる相手は最終ラインを引いて守ってくる可能性がある。そのなかで、森保監督は「攻撃の部分であれば、相手にボールを持たれている時間を少なくはしたいと思っているけど、相手が持っている時間も必ずあるのでロストした瞬間できるだけ早く攻撃、縦に速くゴールに向かっていくことは優先順位が高い。相手がスペースを与えてくれないと思うので、最終ラインからのビルドアップで厚みを持った攻撃をするところから背後を狙う」と、攻撃の展開について期待した。

 そして、「それができなければ我々には起点を作るサイドにいい選手が揃っているので、サイドに起点を作って崩していくのを優先順位として持ってやっていければ。ボールを握りながら、縦に」と、「縦」を強調した。

 スタメンは、「昨日の練習からの流れ」と明かしており、紅白戦の先発組と思われる11人が起用される可能性が高い。久保や三笘というウイングの選手はやはりカギを握りそうだ。

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