紅白戦では主力組に三笘、久保、1トップは上田が入った

　　森保一監督率いる日本代表（FIFAランク20位）は6月15日に豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ・エルサルバドル代表（同75位）戦に臨む。14日は、試合会場の豊田スタジアムで会見が行われた。森保監督は、スタメンについて「基本的には昨日の練習からの流れで明日の試合に向けて戦術的にもメンバーの方は準備したい」と、起用方針を明かした。

　前日13日に公開された紅白戦では、4-1-4-1のシステムを試し、先発組と思われるメンバーはGK大迫敬介、DF森下龍矢、板倉滉、谷口彰悟、菅原由勢、中盤にMF守田英正、堂安律、旗手怜央、三笘薫、久保建英、1トップにFW上田綺世が入った。

　森保監督は、この日の会見で「現段階では4-1-4-1でスタートしたいと思っている」とし、「今日の練習を見て最終的には決めたいと思うが、昨日練習でやった形を冷静に戦えるように準備したい。基本的には昨日の練習からの流れで明日の試合に向けて戦術的にもメンバーの方は準備したい」と話した。

　そのなかで、1トップでの起用が濃厚な上田について「国内のJリーグ、ベルギーにわたっても結果を残して存在感を発揮しているのは所属チームで十分示してくれている。代表の舞台で明日プレーする時間はあると思うので、その中で点を取ってもらえるようにと思っている。（上田）綺世に関しては本人が一番ゴールを決めたいと思っていると思う」と、期待感を示した。