「トッテナムで獲得すべき5人」 古橋ではない日本人選手2人を豪メディア推薦「犯罪的に過小評価されている」

去就が注目されている古橋亨梧とアンジェ・ポステコグルー監督【写真:ロイター】
去就が注目されている古橋亨梧とアンジェ・ポステコグルー監督【写真:ロイター】

ポステコグルー監督の就任が間近に迫るなか母国のオーストラリアが報道

 スコットランド1部セルティックを3冠に導いたオーストラリア人のアンジェ・ポステコグルー監督は、イングランド1部トッテナムの監督に就任。日本代表FW古橋亨梧にもトッテナム行きの報道が出ているなか、オーストラリアメディア「beinsports」は、「ポステコグルー監督がトッテナムで獲得すべき5選手」という記事で、2人の日本代表選手の獲得を勧めている。

 トッテナム行きが噂される古橋が入らなかったなか、真っ先に名前が挙げられたのは、セルティックのポルトガル人FWジョタだった。記事では、「ジョタのスピード、トリッキーな動き、ゴールを見る目、守備的な面でも、プレミアリーグに素晴らしくフィットするだろう。すでに驚異のハリー・ケイン、ソン・フンミン、デヤン・クルゼフスキのいる前線を別の次元にするだろう」と、伝えている。

 続いて名前が挙がったのが、セルティックの日本代表MF旗手怜央だ。旗手の補強について、ポステコグルー監督の選手の能力を見抜く高さの象徴として取り上げ、「中盤のメトロノームは、ライン間のスペースを見つけだし、守備を切り裂くパスを味方に出し、ポステコグルー監督のインテンシティの高い攻撃的なスタイルを実現した。旗手が中盤の心臓になることで、スパーズはマウリシオ・ポチェッティーノ監督時代以降、ファンを苛立たせたじれったいサッカーと決別できるだろう」と、期待をかけた。

 さらに記事では、トッテナムはフランス代表GKウーゴ・ロイスが退団することもあり、来季イングランド2部に降格するリーズのフランス人GKイラン・メリエの獲得を進言。4人目には、スコットランド1部ハーツのオーストラリア代表MFカメロン・デブリンの名前も挙げた。

 そして、最後に名前が挙がったのが、ドイツ1部残留を決めたシュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝だった。記事では「日本代表選手は、万能でありながらも、犯罪的に過小評価されている。伊藤洋輝は、ポステコグルー監督が求めるすべてを持っており、左利きのセンターバックは、スパーズの最終ラインに深さと多様性をもたらす。伊藤は3バックの左、センターバック、左ウイングバックができる。そして市場価格は650万ポンド(約11億円)だが、その金額を信じがたい価値にするだろう。伊藤はボールを持っても落ち着いており、短距離のスピードで中盤にボールを運び、攻撃の起点になる」と、絶賛した。

 セルティックでは、2シーズンで5つのタイトルを獲得したポステコグルー監督。自身が獲得した選手の活躍も、その大きな要因になっているが、ダニエル・レヴィ会長のチームでも、同じような成功を収めることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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