乱闘&撃ち合い、PK戦の末に激闘を川崎が制す! G大阪、広島など天皇杯ベスト8が出揃う

CS出場を決めているチーム同士の前哨戦は川崎に軍配

 天皇杯4回戦の5試合が12日に行われ、準々決勝に進出する8クラブが出揃った。

 J1セカンドステージ王者の浦和レッズは、Jリーグチャンピオンシップ(CS)出場の川崎フロンターレと激突。リオデジャネイロ五輪代表FW興梠慎三が後半26分、DF森脇良太のロングフィードに突進し、トラップで相手GKをかわすと無人のゴールに流し込んで浦和が先制に成功する。

 ところが終盤に入ると激しい撃ち合いとなった。同41分に大久保嘉人がPKを沈めて川崎が同点に追いつくも、同43分には登里享平が倒れ込みながらボレーする形でオウンゴールとなり、再び浦和がリード。そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、失態を犯した登里のクロスから途中出場の森本貴幸が同点弾を決めて延長戦にもつれ込んだ。

 延長前半7分に浦和の青木拓矢が決めれば、同後半7分に川崎のエドゥアルドが決めてPK戦へ。試合途中、乱闘騒ぎも起きた延長120分の激闘は、PK戦の末に4-1で川崎が勝利。CS出場を決めている両チームの前哨戦は川崎に軍配が上がった。

 

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