ブラジル戦の惨敗後、メッシが抜本改革を要求 「このクソみたいな状況を変える必要がある」

W杯予選の敵地ブラジル戦で敗れたアルゼンチン プレーオフ圏外の6位ともがき苦しむ

 アルゼンチン代表の主将、FWリオネル・メッシ(バルセロナ)は日本時間11日のワールドカップ南米予選敵地ブラジル戦で0-3と完敗後、ロシア・ワールドカップ(W杯)出場に向けて「抜本的な改革が必要」と叫んでいる。アルゼンチン地元紙「オレ」が報じた。

 W杯優勝2回を誇り、前回ブラジル大会準優勝の強豪国は静かな危機に直面している。ブラジルに敗れ、W杯自動出場圏の4位、プレーオフ圏の5位にも食い込めず、南米最終予選6位ともがき苦しんでいる。

 アルゼンチンサッカー協会の汚職や腐敗に絶望したメッシは、今夏のコパ・アメリカ・センテナリオ決勝チリ戦で敗退後、一度代表引退を表明したが、エドガルド・バウサ新監督の説得で翻意。母国の危機を救うために代表引退を撤回したが、強豪の苦難は続いている。

「自分たちはメンタル面のアプローチを変える必要がある。もしメンタルが正常に働かなければ、足も反応しない。このクソみたいな状況を変える必要がある。こんな結果を予想していなかった。もっと酷いことになる可能性もある。自分たちは対応できていない」

 

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