ポステコグルー監督、来週にもトッテナム指揮官就任が正式決定か セルティックは後任探し開始

セルティックの指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督【写真:ロイター】
セルティックの指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督【写真:ロイター】

セルティックの日本人選手にも影響か

 スコットランド1部セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の新天地が、早ければ来週にも決定すると英紙「ザ・サン」が報じている。

 日本、スコットランドで続けて結果を残したオーストラリア人指揮官は、イングランド1部トッテナムの新監督有力候補として名前が挙がっている。

 今季のトッテナムはアントニオ・コンテ監督とシーズン途中に契約解除。アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が暫定監督としてあとを引き継いだが、結果がついてこなかったことから同氏は約1か月で解任。同様にアシスタントコーチから昇格する形でライアン・メイソン氏が暫定監督としてシーズン終了までチームを率いた。

 新監督選びが難航していたが、かねてから噂のあったポステコグルー監督の招聘が実現しようとしているようだ。スコティッシュカップ決勝を控えていることもあってポステコグルー監督は自らの去就について口を閉ざしてきたが、レポートによれば「セルティックはこのオーストリア人を失うことを受け入れており、代わりの監督をすでに探し始めている」という。トッテナムの監督就任は早ければ来週にも決定する見通しだという。

 ポステコグルー監督は2019年に横浜F・マリノスを率いてJ1リーグを制覇。2021年にセルティックの監督に就任すると、リーグ2連覇を達成した。今季はリーグ戦とリーグカップの二冠をすでに決めていて、さらにスコティッシュカップを含めた三冠に王手をかけている。

 リーグMVPと得点王を獲得したFW古橋亨梧を筆頭に、現在セルティックでは5人の日本人選手がプレーしているが、これはJリーグを知るポステコグルー監督の存在が大きく影響していることは間違いない。古橋やMF旗手怜央にはプレミアリーグクラブからの関心も伝えられているだけに、ポステコグルー監督のトッテナム行きはそういった選手の去就にも影響を及ぼすことになるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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