古橋の9か月ぶり代表復帰に韓国注目 「森保監督の当時の判断が間違っていたことを証明しなければならない」

古橋亨梧が代表復帰【写真:ロイター】
古橋亨梧が代表復帰【写真:ロイター】

古橋は今季リーグ戦で1位の25ゴールを記録

 JFA(日本サッカー協会)は5月25日、6月に開催されるキリンチャレンジカップの日本代表メンバー26人を発表した。今季公式戦31ゴールを挙げているFW古橋亨梧(セルティック)が約9か月ぶりの代表復帰となり、韓国メディアも注目している。

 26人を招集したなかで、選出の行方が注目されていた古橋が2022年9月の欧州遠征以来となる代表復帰。DF森下龍矢(名古屋グランパス)、MF川村拓夢(サンフレッチェ広島)、MF川﨑颯太(京都サンガF.C.)が初選出となった。

 今季リーグ戦で34試合に出場してリーグトップの25ゴール、公式戦全体でも48試合で31ゴールを積み上げた古橋に関して、森保監督は記者会見で「継続して、チームの勝利に貢献する結果と、存在感のあるプレーをしているということで、招集させていただきました。彼には、得点を期待しているところがあるし、ゴールを狙える、そしてゴールチャンスを作る場面に多く絡んでもらえるようにしたい」と語っていた。

 一方で、昨年のカタールW杯や今年の3月シリーズでは、古橋は招集されなかった。当時、古橋とMF旗手怜央(セルティック)の選外について森保監督は、「絶対的な判断基準があるというわけではなく、総合的にというところがあるのは理解してほしい」「リーグのレベルや置かれている状況もそれぞれに違うこと、いろいろなことを考えての招集」と説明したことで、スコットランドメディアを中心に反響を呼んでいた。

 韓国のサッカー専門誌「ベストイレブン」は、「今回、3月シリーズでメンバー入りから漏れたセルティックFW古橋が代表復帰した。当時、古橋が落選した際、森保監督はスコットランドリーグのレベルについて触れた。スコットランドメディアは怒りを露わにし、議論になったほどだ。しかし、森保監督は今回、古橋を選んだ。古橋は森保監督の当時の判断が間違っていたことを、今回の2連戦で証明しなければならない」と、6月シリーズで活躍できるかどうかに注目していた。

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