マンU、チェルシーなどがスナイデル獲得を画策

 

今冬の移籍の可能性が高まるスナイデル

 ガラタサライのオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルにマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーへの移籍の可能性が浮上していると英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 スナイデルはイスタンブールに留まることを望んでいると主張し続けているが、先日0-3と大敗を喫したトラブゾンスポル戦でチェーザレ・プランデッリ監督に先発の座から降ろされている。

 ガラタサライはここ数か月間、スナイデルの給料が未払いの状態が続いており、今後、大幅な減俸も予想されているという。代理人を務めるガイード・アルバス氏は、オランダ代表MFが近い将来にポジションを取り戻せなかった場合、今後の居場所を再検討することを明言した。

「ウェズレイとの今後の関係について、彼らの考えを聞くために話し合いの場を設けているところだ。私は、なぜ彼がプレーしていないのか把握していないからね。彼はここに残ることを望んでいる。しかし、ベンチに座り続けて満足する選手なんて、誰もいないよ」

 その状況を確認したチェルシーとマンチェスター・Uが獲得に乗り出す方針を示しているとのこと。スナイデルは過去に、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督、マンチェスター・Uのルイス・ファン・ハール監督両者のもとでプレーをしたキャリアを持っている。1月の移籍市場でガラタサライを離れた場合、オランダ代表、インテルで背番号「10」を背負っていた男は、どちらかの恩師のもとを訪れることになるのか。その動向に注目が集まる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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