マンU守護神&主将が衝撃ミス、英紙も酷評 失点を招いたプレーに「忘れられない恐怖」「何をしようと…」
マグワイアがビルドアップのミスから先制を許し、後半にもデ・ヘアのミスタッチで失点を招く
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間4月20日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2(セカンド)レグでスペイン1部セビージャと対戦。0-3の完敗を喫し、2戦合計スコア2-5でEL敗退が決まった。セカンドレグの2失点の原因となった2人の選手に、英メディアも低評価を付け酷評している。
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ホームの第1(ファースト)レグを2-2のドローで終えていたユナイテッド。セカンドレグで先手を取りたいところだったが、前半8分にビルドアップのミスから失点を招いてしまう。
バックパスを受けたGKダビド・デ・ヘアは、中央でボールを要求したイングランド代表DFハリー・マグワイアへボールを渡す。しかし、これを狙っていたセビージャは3人でマグワイアを囲みボールを奪取。最後はモロッコ代表FWユセフ・エン=ネシリがゴールを決め、セビージャに先制を許してしまう。
後半2分にも失点を許したユナイテッド。どうにか1点を返したいところだったが、同36分にまたもやミスからピンチを招く。セビージャのロングボールにいち早く反応し、前に出たデ・ヘア。しかし、処理を誤り相手に渡してしまうとがら空きのゴールへシュートを打たれ万事休す。決定的な3点目を奪われてしまった。
結果的に2失点を自陣でのミスから招いてしまったデ・ヘアとマグワイアへ、英紙「ザ・サン」は「デ・ヘアとマグワイアが大失敗」と厳しい評価。2失点に関与したデ・ヘアをチーム最低となる「2点」(10点満点)とし「セビージャの先制点では、マグワイアに危険なパスを出し、後半は落ち着かない様子だった。3失点目の時、彼が何をしようとしていたのかはデ・ヘアだけが知っている」と揶揄した。
一方マグワイアには2番目に低い「3点」を付け「開始わずか8分でセビージャにリードを与えてしまうというショッキングなミス。不可解なことにボールを要求してしまった。この後も、彼は何度も相手にボールを渡している。忘れられない恐怖の欧州2連戦となった」とレポートした。
これまで何度もピンチを救ってきた守護神と、キャプテンの失態でELへのタイトルを落としてしまったユナイテッド。残るFAカップ、プレミアリーグで挽回の活躍ができるだろうか。