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C・ロナウド、「メッシ!」チャントへの仕草が波紋と海外報道 「ファンは国外追放を要求」
アル・ヒラル戦に0-2で敗れたあとのジェスチャーが波紋
サウジアラビア1部アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間4月18日に行われたリーグ第25節アル・ヒラル戦(0-2)で、相手選手に背後から飛びかかるようなラフプレーでイエローカードを受けた。これ以外にも、タイムアップ後にロッカールームへ下がる際のジェスチャーが波紋を呼び、海外メディアは「ファンは国外追放を要求」と伝えている。
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PKによる2失点で敗れたアル・ナスル。1点ビハインドの後半12分にそのシーンは訪れた。相手にクリアされかけたボールを奪いに行ったロナウドは、行く手に立ちはだかったコロンビア代表MFグスタボ・クエジャールに背後からヘッドロックをかけるような形になり、そのままうしろに重心をかけてピッチに倒れ込ませた。会場が騒然となるなか、マイケル・オリバー主審はロナウドにイエローカードを提示。激しいプレーながら一発退場になることは回避した。
試合後、敵地のアル・ヒラルのファンからは、「メッシ! メッシ! メッシ!」と獲得を狙っているとも言われるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)のチャントがロナウドに送られた。これに不快感を示したロナウドは、歩きながら股間を押さえるような仕草を取り、ロッカールームへと下がっていった。
スペイン紙「マルカ」は、「ロナウドは衝撃的なジェスチャーで怒りを引き起こし、ファンは国外追放を要求」と見出しを打ち、「ジェスチャーに対して、なんらかの処分が下るかはまだ分からない」とレポート。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、サウジアラビアのラマダン(断食月)期間中においてその仕草が無礼だと非難があった説明しつつ、「クラブはファンへのジェスチャーではなく、鼠径部の怪我による痛みに反応したものだと主張している」と伝えていた。