前半戦の山場を迎えるレアルに痛手… DFペペが左足の肉離れと診断 全治4~6週間か

昨季CL優勝メンバーを次々と欠く緊急事態

 ペペはかつて、宿敵バルサのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの手を踏みつけ、昨季UEFAチャンピオンズリーグ決勝では“大根演技”で相手アタッカーを退場に追い込もうとするなど、非道悪行の数々を積み重ねてきた。しかし、今夏の欧州選手権では激しくもフェアな対人プレーでポルトガルの初優勝に貢献。今季のレアルでも安定した守備を見せていた。

 レアルは秋口に入ってクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表MFカゼミーロが相次いで負傷し戦線離脱。現在の選手層の厚さは、過去のクラブ史から見ても有数の陣容を誇るものの、昨季CL制覇の中核を担った選手が次々と欠ける緊急事態に陥っている。ジネディーヌ・ジダン監督にとっては、今季の第一の山場を迎える前に頭痛の種となりそうだが、どのようなやり繰りでチームをコントロールしていくのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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