靭帯断裂の日本代表MF田中碧、前節ベストイレブン選出も…クラブが離脱に悲しみ「残念ながらこれは慰めにもならない」
ドイツ紙「キッカー」の選ぶベストイレブン選出
ドイツ2部デュッセルドルフは4月11日、日本代表MF田中碧が内側靭帯断裂と診断されたと発表した。クラブはそんななか、田中が現地紙の選ぶベストイレブンに選出されたことを受け「診断の結果、残念ながらこれは慰めにもならない」と離脱の悲しみを訴えている。
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田中は昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場。グループリーグ第3戦のスペイン代表戦では決勝ゴールをマークするなど、日本のベスト16進出に貢献をした。
クラブでもここまで公式戦25試合に出場。主力として活躍していたなか、今月9日のブンデスリーガ2部のリーグ第27節ビーレフェルト戦(2-2)の後半30分に負傷し、ピッチを退いていた。
状態が心配されたなかで、クラブは11日に診断結果を公表。内側靭帯断裂とされ、長期離脱が示唆されている。そんな田中は、ドイツ紙「キッカー」の選ぶ第27節のベストイレブンの1人に選出。今シーズン2度目の受賞を飾った。
高いパフォーマンスを評価された田中に対し、クラブ公式ツイッターも反応。受賞を喜びつつも、「田中碧がキッカー紙のベストイレブンに今季2度目の選出 診断の結果、残念ながらこれは慰めにもならない」と悲しみを訴えた。
クラブとしても、中盤の要を失った代償は大きい。W杯後も順調な仕上がりを見せていた田中の早期回復を願うばかりだ。
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