C・ロナウドがサウジで得点量産体制 「驚異的な記録」が物語る得点能力の秘訣に英注目

アル・ナスルでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
アル・ナスルでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

リーグ第22節のアラーデル戦で2ゴールの活躍

 サウジアラビア1部アル・ナスルは現地時間4月4日、リーグ第22節でアラーデルと対戦し、5-0で勝利した。この試合でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2ゴールを決めて勝利に貢献したなか、英紙「デイリー・スター」ではロナウドがゴールを継続して決められる要因を分析している。

 試合は前半40分、ロナウドがペナルティーキック(PK)のキッカーを務めるとゴール左下に鋭いシュートを放ち、アル・ナスルが先制に成功する。後半21分には左サイドでボールを受けたロナウドが相手DFを剥がして左足でファーサイドにグラウンダーのシュートを放ち、この日2ゴール目をマーク。終わってみれば5-0の快勝となった。

 2ゴールを決めたロナウドは9試合の出場で11ゴールをマーク。マンチェスターの地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は、「ロナウドがアル・ナスル移籍後、印象的なゴールを増やしている」とロナウドのゴールをレポート。記事内では、国内リーグで80分ごとにゴールを決めている印象的なデータも紹介された。

 一方で、英紙「デイリー・スター」では、ロナウドのキャリア通算ゴール数「834」を「驚異的な記録」と紹介し、この試合の2ゴールで、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏と、元ブラジル代表FWロナウド氏のキャリア通算合計ゴール数「832」を上回ったことを取り上げた。

 記事内では、「規律正しいフィットネス・ルーティーンで驚異的なコンディションを維持している」と継続的に試合に出場し、パフォーマンスを重ねてきたことがゴール量産の要因とし、「だから彼は今晩、シャンパンを開けることはないだろう」と締めくくった。

 マンチェスター・ユナイテッド退団後、サウジアラビアでも変わらぬ得点能力を見せつけているロナウド。38歳を迎えてもなお、さらなるゴールを積み重ねようと中東の地で奮闘を続けている。

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