公式戦で初のフル出場、2-0の勝利に貢献

　スコットランド1部セルティックのMF岩田智輝は現地時間4月2日のスコティッシュ・プレミアシップ第30節ロス・カウンティ戦（2-0）に移籍後初先発出場を果たし、フル出場で勝利に貢献した。アンジェ・ポステコグルー監督も昨季JリーグMVPの活躍を称えている。英紙「デイリー・レコード」が報じた。

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　冬の移籍市場でJ1横浜F・マリノスからセルティックに加入した岩田はここまでベンチからの起用が続き、移籍後の公式戦8試合目の出場にして初めてスタメンでの出番となった。MF旗手怜央とMFアーロン・ムーイが負傷離脱中だった中盤の一角で起用された。

　堅実なパフォーマンスを見せた岩田をポステコグルー監督は手放しで称賛している。

「彼は素晴らしかった。ピッチ上で最も足元がしっかりとしていて、ボール扱いに長けていたのは彼だった。彼は技術的にとてもクリーンだ。加入後の3か月で初めての90分間のプレーだったことを考えると本当に助かった。最後まで素晴らしいパフォーマンスだったし、彼が示したクオリティーには満足している」

　セルティックは2位レンジャーズに勝点9差をつけて首位を独創しているが、終盤戦を迎えて主力選手たちにも疲労の色が見え始めている。そうしたなか、ここまで出番が限られていた岩田が見せたパフォーマンスには指揮官もご満悦の様子だった。