日本人選手には追い風? トッテナムOB、ポステコグルー監督の“古巣移籍説”を否定「確固たる地位を築いている」

セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督【写真:ロイター】
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督【写真:ロイター】

アラン・ハットン氏はポステコグルー監督を評価「ずっと上手くやっている」

 スコットランド1部セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、イングランド1部ブライトン、リーズ・ユナイテッド、ウォルバーハンプトン、エバートンのほか、トッテナムからも関心を集めているとされる。ただ、トッテナムOBは、現在のセルティックでの状況を踏まえれば、別クラブへ移ることはないだろうと語っている。英メディア「フットボール・インサイダー」が伝えた。

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 2018~21年に日本のJ1リーグ横浜F・マリノスを指揮したあと、同年6月にセルティックの指揮官に就任したポステコグルー監督。2021-22シーズンにリーグ優勝、スコティッシュリーグカップでも2連覇と成功を収めている。現行契約は今季限りで終了となり、セルティックは年俸アップの巨額契約オファーを準備しているとされる一方、アントニオ・コンテ監督が退任したトッテナムの後任候補にも挙がっている。

 しかし、スコットランド1部レンジャーズやイングランド1部トッテナムなどでプレーした元スコットランド代表DFアラン・ハットン氏は、「誰もが彼の能力(の高さ)を知り、今後の動向を追ってることは確かだが、現時点で彼は確固たる立場を築いている」とセルティックを離れる可能性は低いと見立てている。

「彼はクラブにやって来てから、ずっと上手くやっているし、チームもいい状態にある。チームが高みを目指すことだけに集中し、周囲の雑音をシャットアウトしたいだろう。彼がチームを離れるとは思わない。今後数シーズンは(セルティックに)いたいと思うだろう。チャンピオンズリーグ(CL)に戻りたいと思っているだろうし、もっと多くのタイトルを獲得したいと思っているはず。すぐに(セルティックと)サインするだろう」

 ポステコグルー監督はセルティック在籍期間中、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介(現アビスパ福岡)、MF岩田智輝、DF小林友希とJリーグから日本人選手を獲得しており、引き続き指揮を執るとなれば、新たな選手獲得もあるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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