遠藤航、“森保メモ”に驚き「サプライズです」 事前報告なしで戸惑い「ソックスに入れて…」

メモを受け取った日本代表MF遠藤航【写真:Getty Images】
メモを受け取った日本代表MF遠藤航【写真:Getty Images】

途中出場の浅野拓磨から手渡された“森保メモ”が話題に

 カタール・ワールドカップ(W杯)を終えて、新たな船出を切った日本代表。そのなかで、最も経験のある選手の1人が、キャプテンを任されたMF遠藤航(シュツットガルト)だった。だが、そんな遠藤も判断に迷う場面があったという。森保一監督が、後半33分にピッチに送り出したFW浅野拓磨(ボーフム)に託したメモについてだ。

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 森保監督は試合後の会見で、メモについて「ダイヤモンド型を選手たちが把握できるようにと渡した。形については、トレーニングではやっていない。負けている状況で前線からプレッシャーをかけないといけないことで、センターバックとアンカーに枚数合わせをしてプレッシャーをかけること、相手の攻撃を高い位置からプレッシャーをかけることと、久保をトップ下に置くことで攻撃の時に起点になると考えた」と、理由を説明した。

 ピッチ内では若干の混乱があったようにも見え、DF板倉滉(ボルシアMG)が直接、ベンチに確認する姿も見られた。だが、浅野からメモを渡された遠藤には、中身の理解とは異なる悩みが生まれていたという。

 事前に森保監督からメモで指示を送られる話はなかったという。遠藤は「いやいや、サプライズですよ。普通にビックリした」と言い、「捨てたら相手に拾われる可能性もあるし、ソックスに入れて。誰かに渡しても良かったかなと思うけど」と、メモの処分方法に頭を悩ませていたと振り返った。

 欧州ではイタリア1部ASローマのジョゼ・モウリーニョ監督も、試合中の指示をメモに書き、選手に渡したこともあったが、日本代表では初のことに経験豊富な遠藤も、大いに戸惑ったようだ。

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