セルティックの13歳神童を巡り各国協会が争奪戦! スコットランド協会会長「何でもする」と宣言

20年の地元欧州選手権でA代表デビューも

 スコットランドは前述のイングランド、コートジボワールに比べて主要国際大会での実績が劣る。それだけにリーガン会長は「我々は自分たちの力をできる限りつぎ込むだけだ。ただ究極的には(代表国籍の)選択は、その少年と彼の両親に託されている」と前置きしながらも、「彼がスコットランド人選手となるためになら、何でもするよ」と繰り返した。

 スコットランドの首都グラスゴーは、2020年に開催される欧州選手権の候補地の一つとなっている。それだけに何としても本大会での躍進を狙いたいところだ。4年後にはデンベレも17歳となっており、A代表デビューも決して不可能な年齢ではない。

 13歳の神童が順調な成長を遂げて代表チームの国籍を選ぶ際、果たしてスコットランドの誠意に応えるのか、それともサッカー大国を選ぶのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング