南野拓実、リーグ4戦ぶり出場もチーム救えず悔しさ露わ 「アシストや得点で試合の流れを変えたかった」

モナコの南野拓実【写真:Getty Images】
モナコの南野拓実【写真:Getty Images】

後半32分から途中出場も決定機を作れず

 フランス1部ASモナコは現地時間3月12日、リーグ・アン第27節スタッド・ランス戦に挑み0-1で敗戦した。日本代表MF南野拓実は後半途中から約13分の出場にとどまったなか、試合後のコメントで敗戦への悔しさを露わにしている。

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 スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が先発出場したゲームで、南野は前半をベンチから見守る。エンド変わって後半6分、先制を許したモナコは同32分から南野を投入した。

 リーグ戦4試合ぶりの出番となった南野は、セットプレーのこぼれ球を味方のシュートまでつなげるなど何度かチャンスを作ったが1点が遠かった。試合はそのまま0-1で敗戦を喫している。

 試合後、コメントを求められた南野は「この結果には非常に落胆している。個人的には出場した瞬間から、アシストや得点で試合の流れを変えたかった。でも、それができなかったので、悔しい」とチームの敗戦と自身のプレーへの反省を述べた。

 チームに何が足りなかったのかという質問に対しては「何度か惜しいチャンスはあった。でもそのチャンスをものにするためには誰かが必要で、今夜はそのうち2本のシュートがポストに嫌われた。チャンスはあったのに、残念だ」と、何度も相手ゴールに迫ったもののゴールにつなげられなかった点を悔やんでいる。

 次節は19日、現在18位に沈むアジャクシオとアウェーで対戦予定だ。南野は「またアウェーでの試合となるので、難しい試合になることは間違いない」と警戒を強める。「特にアジャクシオは、リーグ・アンで生き残りをかけて戦っているチームの1つなので、簡単な相手ではないはず。来シーズンの(UEFA)チャンピオンズリーグ(CL)を夢見続けるためには、この試合に絶対に勝たなければならない」と気持ちを切り替えていた。

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