スペイン前監督、チェルシー指揮官“後任候補”に浮上 海外指摘「完璧にフィットする」

現在フリーのルイス・エンリケ氏【写真:ロイター】
現在フリーのルイス・エンリケ氏【写真:ロイター】

ブラジル代表新監督人事の延期により、エンリケ氏に“ポッター後任”の可能性

 イングランド1部チェルシーは今季プレミアリーグでここまで24試合を戦い、勝ち点「31」(8勝7分9敗)の10位と不本意なシーズンを送っている。チームを率いるグレアム・ポッター監督の去就にも注目が集まるなか、“もしも”の場合に備えスペイン1部FCバルセロナや同国代表を率いた名将が後任候補として浮上しているという。スペイン紙「スポルト」が報じた。

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 不振から抜け出せないチェルシーにあって、批判の矢面に立っているポッター監督。解任要求が高まる一方で、現オーナーや選手たちからは擁護の声が寄せられている。とはいえ、今後の成績次第では現在のポストに居続けられるかは定かではない。

 そんなポッター監督とチェルシーを取り巻く状況が混沌とするなか、「スポルト」紙は現在フリーのルイス・エンリケ氏が同監督解任の場合に後任として据えられる可能性があると報じている。

 その理由は就任が噂されていたブラジル代表の新監督人事にまつわるもの。ブラジルサッカー連盟(CBF)は新指揮官の決定を欧州のシーズン終了後まで延長したといい、これを受け同紙はエンリケ氏が「ブラジル代表の新監督候補リストにもはやいない」と指摘。一方で、チェルシーを新天地として注視できる状況にあると伝えている。

 さらに「スポルト」紙は、エンリケ氏のチェルシー新監督就任は「完璧にフィットするかもしれない」と報道。その理由として、カタール・ワールドカップでは16強敗退に終わったものの、それまでに「国際的な名声を保ち続けた」実績を評価している。

 ラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)など数々の実績を手にしているエンリケ氏。チェルシー再建が同氏に託される未来は果たしてあるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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