アーセナル冨安が激白、チームでの役割「分からなかった」…プレミア加入時を回想

アーセナルでプレーする冨安健洋(写真左)【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーする冨安健洋(写真左)【写真:Getty Images】

一昨年加入時からの成長を実感「今はここに来た時よりも良くなっている」

 イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、2月15日に行われたプレミアリーグ第12節マンチェスター・シティ戦で痛恨のパスミスから先制点を献上。このミスを犯した際、チームメイトたちからかけられた言葉を冨安自身が語っている。英紙「メトロ」が報じている。

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 プレミアリーグの首位攻防戦となったシティ戦に右サイドバック(SB)として先発した冨安だったが、バックパスをベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに奪われて、1タッチシュートを決められた。スタメン定着に至っていない冨安は、ここ2試合のリーグ戦で途中出場が続いているだけでなく、チームが右SBの補強に乗り出したという報道もある。

 冨安は「ホームでのシティとの試合を覚えている。僕はミスをして、彼らに先制点を与えてしまった。でも、そのあとにみんなが僕のところに来てくれて、顔を上げろと言ってくれた。彼らは僕をたくさん助けてくれた。残念ながら試合に勝てなかったけれど、試合後、自分自身に『これを糧にしないといけない』と言い聞かせた」と、チームメイトの助けもあり、前を向けたと語った。

 そして、「僕はミスから学ばないといけない。もう終わったことだから、そこから這い上がらないといけない。ポジティブにならないといけないし、みんなが助けてくれる」と、コメントした。

 2021年にイタリア1部ボローニャからアーセナルに加入した冨安は、現地時間3月1日に行われるプレミアリーグ第7節延期分のエバートン戦でピッチに立てば、クラブ通算50試合目の出場となる。

 そのことについて「知らなかった。思っていた以上に早い。アーセナルは世界で最も大きいクラブの1つだし、とても特別だ。このクラブのためにプレーすることが嬉しい。世界最大のクラブの1つでプレーすれば、常に大きな戦いがある。ベン・ホワイトはとても良いプレーをしていたから、僕は待たなければいけなかった。プレーする時は、チームのために全力を尽くせなければいけないから、常に準備はしている」と語った。

 また、アーセナルで過ごすことでの成長も感じ取れているようだ。

「僕がここに来た時、このチームのために何をすればいいか分からなかった。ミケル(・アルテタ監督)がどんなプレーをしてほしいかも分からなかったからね。今はここに来た時よりも良くなっていると思う」。

 現地メディアによれば、冨安はエバートン戦で先発復帰の可能性も報じられている。プレータイムを得て、自身の言葉を証明できるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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