三笘薫は「日本のレジェンドになれる」 ベテラン川島が語ったドリブラーのリアル評

【写真:ロイター & 徳原隆元】
【写真:ロイター & 徳原隆元】

ストラスブールGK川島の“三笘評”にベルギーメディアが注目

 フランス1部ストラスブールに所属する元日本代表GK川島永嗣が、イングランド1部ブライトンで活躍する日本代表MF三笘薫について「日本のレジェンドになれる」と太鼓判を押した。ベルギーメディア「Walfoot」が報じている。

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 今シーズン、三笘はイングランドでキャリア初のシーズンながらも、ブライトンで定位置を獲得。ここまで公式戦で22試合に出場して7得点2アシストを記録している。特にカタール・ワールドカップ(W杯)後の活躍は突出しており、直近の公式戦9試合で5得点と好調ぶりを際立たせている。

 そんな三笘の活躍ぶりに、カタールW杯メンバーだった39歳のベテランGK川島も熱視線を注いでいる。「Walfoot」は「三笘薫は日本のレジェンドになれる」と見出しを打ち、川島のコメントを紹介。「彼はブライトンに大きな影響を与えている。素晴らしい状態で得点を挙げて、クラブが結果を出す助けになっている。W杯で彼は自信をつけて、素晴らしい活躍を見せている」と印象を語っている。

 さらに「日本が中田英寿、中村俊輔、本田圭佑に続く新たな国際的なスターを探しているが、25歳のウイングはその存在になれるか?」との問いかけには「そうだね、なれると思います!」と答え、「W杯を経験したことで、今、日本には次の時代を引っ張っていける選手がたくさんいる。この世代は、新しいレベルに達しているし、日本のサッカーが次のレベルに進むのが待ちきれないよ」と、三笘以外の日本人選手たちへの期待を寄せた。

「今の日本には、ヨーロッパの最高レベルのクラブでプレーしている選手がたくさんいる。アーセナルには冨安(健洋)がいるように、ほかの選手もビッグリーグの強豪クラブにいる。でも、2018年に決勝に行ったクロアチア代表を見れば、(ルカ・)モドリッチをはじめ、エリートクラブでプレーしている選手たちがいる。彼らには、僕たちがまだ持っていない経験がある。まだ細かいところでないものもあるけれど、正しい道を進めている」

 自身はカタールW杯を最後に、代表から距離を置くことをSNS上で明かした川島だが、その経験を生かして、今後も日本サッカー界に貢献してくれそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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