「ミトマは苛立った」 苦戦の日本人MFへ現地メディアは単独最低点の酷評「最も脆弱なパフォーマンス」

フルハム戦にスタメン出場した三笘薫【写真:Getty Images】
フルハム戦にスタメン出場した三笘薫【写真:Getty Images】

ブライトンは0-1でフルハムに敗戦 先発フル出場の三笘は見せ場を作れず

 イングランド1部ブライトンは現地時間2月18日、プレミアリーグ第24節でフルハムと対戦し、0-1で敗れた。日本代表MF三笘薫は左ウイングで先発フル出場したが、見せ場を作ることはできなかった。現地メディアは三笘に単独最低点を与え、「最も脆弱なパフォーマンス」と酷評している。

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 三笘は直近の公式戦8試合で5ゴールと波に乗っている中、左ウイングで先発を飾った。UEFAチャンピオンズリーグ出場権を争う7位フルハムとの重要な一戦に臨んだが、対峙した右サイドバックのDFケニー・テテが立ちはだかった。縦を切られ、得意のドリブル突破ができずに苦戦を強いられていると、徐々にミスが目立ち始める。

 そして、0-0で迎えた後半43分、左サイドでの三笘のパスミスがきっかけとなり、フルハムのカウンターが発動。最後はMFマノー・ソロモンに強烈なグラウンダーのシュートを決められ、0-1で敗戦。この日の黒星でブライトンとフルハムの順位が入れ替わり、7位に下がることとなった。

 英地元メディア「Sussex Live」は「エストゥピニャンは輝きを放ったが、ミトマは苛立った」と見出しをうち、フルハム戦に出場した選手を10点満点で評価。三笘には単独最低点となる5点を与え、「長時間にわたり、ケニー・テテにうまく抑え込まれていた。日本代表選手は、試合に入り込むのに苦闘を強いられた。ブライトンのユニフォームに袖を通して以来、最も脆弱なパフォーマンスの1つとなった」と厳しい寸評を受けている。

 三笘にとっては、プレミアリーグ初挑戦で最も厳しい試練を受ける形となったが、この日の黒星は今後更なるワールドクラスへと飛躍を遂げるための“勉強代”となったはずだ。

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