アーセナル首位陥落…王者マンC戦の致命的ミスを英糾弾 「このようなことは許されない」

アーセナルはシティ相手に3失点で敗戦【写真:ロイター】
アーセナルはシティ相手に3失点で敗戦【写真:ロイター】

リーグ戦の天王山で1-3敗戦、冨安&ガブリエウのミスが響く

イングランド1部アーセナルは現地時間2月15日に行われたプレミアリーグ第12節延期分でマンチェスター・シティに1-3で敗れ、2位に転落した。現地メディアは「アーセナルは個人のミスが高くついた」と天王山を振り返った。

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 アーセナルは前半24分、日本代表DF冨安健洋のバックパスをインターセプトしたMFケビン・デ・ブライネに浮き球のシュートを決められて先制を許した。同42分にFWブカヨ・サカのPKで追い付いたが、後半27分にはDFガブリエウ・マガリャンイスのパスミスからショートカウンターを受け、MFジャック・グリーリッシュに勝ち越しゴールを奪われた。終了間際にはFWアーリング・ブラウト・ハーランドのダメ押し点も被弾し、1-3で痛恨の敗戦を喫している。

 上位直接対決を落としたアーセナルはこれで公式戦4試合勝利なし。プレミアリーグは直近3試合で1分2敗となった。消化試合数はまだアーセナルが1試合少ないものの、勝点51で並ぶシティに得失点差で上回られ、首位の座を明け渡した。

 終始相手と互角の戦いを演じたアーセナルだが、守備面では冨安やガブリエウのミスがクローズアップされ、攻撃面でもFWエディ・エンケティアが何度かあった決定機を決めきれないなど細かなクオリティーの差が結果へつながる形に。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は「ミケル・アルテタ率いるチームはシティと互角に渡り合ったが、最終的には個人のミスが高くついた」「彼らはシティの3点のうち2点をプレゼントしてしまった。ディフェンディングチャンピオンにこのようなことは許されない」と首位陥落の“ガナーズ”に厳しい視線を送った。

 ここにきてまさかの失速となったアーセナル。19年ぶりのタイトル獲得に向けて試練の時を迎えていると言えそうだ。ここから再び勢いを取り戻すことはできるだろうか。

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