マンUサンチョが“完全復活” 同点ゴールの22歳アタッカーを指揮官絶賛「大きな影響を与えることができる」

マンUのMFジェイドン・サンチョ【写真:ロイター】
マンUのMFジェイドン・サンチョ【写真:ロイター】

リーグ戦で約3か月ぶり復帰、途中出場後に値千金の同点弾マーク

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月8日、プレミアリーグ第8節延期分でリーズ・ユナイテッドと対戦。2-2で引き分けたなか、長期離脱から復帰し、値千金の同点ゴールを決めたイングランド代表MFジェイドン・サンチョの活躍ぶりを現地メディアが脚光を当てている

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 試合は前半1分、左サイドでボールを奪ったリーズがカウンターを発動。FWウィルフリード・ニョントがFWパトリック・バンフォードとのワンツーから右足を振り抜き、開始早々にリーズが先制に成功する。

 後半3分にもリーズが加点。左サイドから攻め込むと、FWクリセンシオ・サマーフィルのクロスにDFラファエル・ヴァランが反応するもオウンゴールに。ユナイテッドは2点のビハインドを背負う展開になる。

 この窮地で輝いたのがサンチョだった。後半14分にFWボウト・ベホウストと代わって出場。リーグ戦では約3か月ぶりとなる出場を果たすと、FWマーカス・ラッシュフォードの得点で1点を返して迎えた同25分、左サイドからペナルティーエリア(PA)内にポジションを取ったサンチョが右足で同点ゴールを決め、2-2のドロー決着となった。

 途中出場から値千金のゴールを決めたサンチョを英紙「ザ・サン」が脚光。「彼が戻ってきた」と見出しを打ち、エリック・テン・ハフ監督が「彼(サンチョ)は完全に復活した。彼が素晴らしい選手であることは知っている。コンスタントに大きな影響を与えることができると思う」と称えた言葉を伝えた。

 首位のアーセナルと2位のマンチェスター・シティが揃って勝ち点を落としたなか、手痛いドロー決着となったユナイテッドだが、サンチョの復活でライバルチームを追撃する体勢が整ったと言えそうだ。

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